書けば売れる!と言っても過言ではないミステリー作家、東野圭吾さん。
作品を読んだことない、という人も、映画化されたりドラマ化されたりしてその作品の一端に触れたことはあるのではないでしょうか?
これだけメジャーな作家さんなので、人気の作品もたくさんあります。
そこで、あえて、
読書初心者さんにもおすすめな文庫本もあわせてご紹介します。
東野圭吾の小説の売上ランキングBEST10
東野圭吾さんの魅力は、巧みなトリックと、ミステリーの裏にある人間模様です。
切ない話から、フフフ、と笑えるものまで。
本当にたくさんの魅力をみせてくれるのです。
東野圭吾さんって本当に「字」の魔術師だなあと感じることもできます。
ではでは、売上順にBEST10をご紹介します。
第10位「魔球」
1988年に書かれた初期の作品です。
30年以上前に書かれていたとは思えないほど斬新な作品です。
舞台は高校で主人公は高校球児です。
ですが、それだけではありません。
結びつかないように思える高校球児と殺人、企業の爆弾騒ぎ、社長の誘拐など次から次に事件が起こります。
同じ本を2回読むって滅多にしないんだけど、たまたま東野圭吾の魔球を中3ぶりに読んだ。色々思い出した。以下ネタバレ
犯人は被害者の裏切りが許せなくてその報復として犬を殺した。
なぜ犬殺す?!?!犬に罪なくない???
という愛犬家の意見☝️— こけっこけ (@kkookkee_) June 7, 2018
確かに、よほど好きじゃないとミステリー作品を二回読むってしないですよね。
あまりメジャーな作品ではありませんが、好きな人はとっても好きな作品だと思います。
第9位「仮面山荘殺人事件」
1990年に書かれたミステリー作品で今でも人気の高いものです。
東野圭吾さんの醍醐味と言えば「大どんでん返し!」。
その真骨頂とも言えるのがこの作品です。
読む時間を間違えると、徹夜してしまうという中毒性の高い作品です。
しかも、ラストはころっと騙されてしまうんですから困りますね(^^)
東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」めちゃめちゃ面白いです。ほんとに読んでほしい。
— K E I. (@k_rzei0d2) June 6, 2018
2018年に読んだ人のようですが、早速この魅力に取りつかれていますね。
第8位「マスカレードホテル」
東野圭吾さんの作品の中で一番新しいシリーズものです。
この作品、長澤まさみさんと木村拓哉さんで映画化も決定しています。
主人公は男女ペアで、ホテルという不特定多数が相手に事件を解決していきます。
エンタメ性も高いし、物語の展開も早いです。
それでいて、たくさんの登場人物が出てくるので、翻弄されます。
現在、3冊出ていますがやはり1作品目が一番面白いですね。
マスカレードホテル読んだ。やっぱり東野圭吾はおもしろいなぁ。新田さんめちゃめちゃ木村拓哉…映画化の帯きっかけで読んだから仕方ないかもしれないけど表情とか仕草とかすごい木村さんで再生された。三十代のキャラクターも余裕で想像できてしまうなぁ…
— かなん (@kanan_Kimidori) June 7, 2018
キャストもピッタリなようですね。
第7位「秘密」
あまりミステリー要素が強くない作品です。
どちらかというと、ファンタジーよりかな?ぐらいのライトな作品です。
映画化もされたので、ご存知の人も多いかと思います。
でも、映画よりもやはり活字で読んで欲しいです。
この作品は感情移入するキャラクターをどの人にするか、で感想が変わってくる作品です。
https://twitter.com/mimijijiicom/status/1006394991432757248
本当にこれで終わり?!って言っちゃう作品です。
第6位「夜明けの街で」
第6位は東野圭吾さんには珍しい不倫の物語を入れてみました。
「不倫」なんてばからしい、と考えていた主人公が不倫に足を踏み入れてしまう物語です。
不倫ものの物語となるとどこか不倫を「美化しすぎている」作品も多いですよね(個人的にですが)
東野圭吾さんも不倫を純愛気味に書いています。
でも、最後の最後には、なるほど・・・と唸ってしまうような物語になっているんですよね。
『夜明けの街で』東野圭吾 #読了
いわゆる不倫物で、渡部の身勝手さには少し腹立たしかった。が、秋葉にも深い事情がある模様。真相はあ~そういう事かと思ったがここまで深い不倫は必要だったか本当に秋葉は好きになったかは分からなかった。映像版もあるよ pic.twitter.com/ijTZvp1u3v
— ラスカル@読書垢 (@rasukaruman) June 10, 2018
東野圭吾の夜明けの街で、読み終わった。不倫小説やから最初からあんまり気分いいものじゃなかったけど、最後の裏切られた感は「お〜東野圭吾〜!」って感じだった。不倫はダメやで…
— ニトログリセリン (@025025025k) June 9, 2018
この読後感が東野圭吾作品ですね。
第5位「変身」
この作品も映画化された作品です。
主人公は脳手術の成功を収めた青年です。
でも、毎日の中で何か違和感を感じながら生きていきます。
こういった移植したとかのSFチックな作品も東野圭吾作品には良くあることです。
タイトルもぴったりで、最後の最後に驚かされるのもいつもの感じです。
https://twitter.com/Lair_sorry/status/1006180581632167937
医療サスペンスが嫌いな人でも読むことのできる作品です。
第4位「祈りの幕が下りる時」
こちらは「新参者シリーズ」です。
加賀恭一郎という独特なキャラクターは「新参者」で活躍しています。
そんな「新参者」シリーズの最終回となるのがこの作品です。
「新参者」シリーズはどれも秀逸ですが、この「祈りの幕が下りる時」は必ず読んで欲しい作品です。
犯罪の後ろに心揺さぶられるストーリーが隠されていて、感情の起伏が激しくなる物語です。
東野圭吾
祈りの幕が下りる時
自分の母に関わることなのに、冷静に客観的にけれど一定の熱量を持って捜査にあたる加賀の人物像が哀しさや虚しさを大きくして引き込まれる最大の理由だなと。ひさびさに読みたいけど終わって欲しくないと思えた作品。#読書好きと繋がりたい— ねずは (@nezleaf) June 11, 2018
機内で「祈りの幕が下りる時」見て号泣して大変だった。東野圭吾が描く親子愛、ダメだわ。
— N.Yamagishi (@maestro_h) June 5, 2018
読書をする場所にはご注意を。
第3位「さまよう刃」
少年犯罪を題材にした物語です。
娘を殺された父親が起こす事件です。
東野圭吾作品はキャラクターへの感情移入が半端ないということです。
本の中の出来事なのに、「もし自分だったら?」と思わず考えさせられてしまうぐらい現実に寄り添った作品です。
最後までハラハラさせられる作品です。
東野圭吾の小説とドラマは一時期めちゃくちゃ見てたけど、白夜行、幻夜、宿命、さまよう刃はせつなすぎる……泣けるからぜひ見て
— 柑田れもん🕊️ (@knd_lmnn) June 9, 2018
本当に泣いちゃうほど切ない物語です。
第2位「白夜行」
東野圭吾作品に初めて触れたのはこの作品、という人も多いのではないでしょうか?
本の厚みを見ると、手に取るのを戸惑ってしまう厚さです。
しかし、内容を見てみると「あ~この厚さになるわな。」と納得できるものです。
男女の関係を絡めた重たいテーマの作品は本当に感動できるし、面白いですね。
『白夜行』東野圭吾/19年前の大阪の質屋殺し。迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。/東野圭吾さんの作品はこれが始めてだったのですが、これがきっかけでほぼ全作品買ってしまいました
— みんなの本棚 (@wlb922) June 11, 2018
久しぶりに時間を忘れて没頭出来る本を読みたいな。私が今までで一番没頭した作品はベタベタ過ぎるけど東野圭吾の白夜行。一気読みして気づいたら朝の8時でビックリした。本にハマるきっかけになったのは浅田次郎の姫椿っていう短編集。永遠に1番好きな作家は山本文緒様!
— ホームレス嬢 (@4ff_i) June 7, 2018
確かに一気読みすると時間かかりますね。
白夜行の続きとして「幻夜」がありますが、これは公式で続編にはなっていません。
でも「幻夜」を読んでみると、白夜行の流れを汲んでいるのが分かります。
一緒に読んで欲しい作品です。
第1位「ラプラスの魔女」
東野圭吾の最新作です。
もし、何もかもを予測できる人が殺人を犯したとしたら。
自然現象とあわせて完全犯罪ができる。
これってとても恐ろしいものです。
殺人事件がベースにありますが、その発端は医療サスペンスの一端も担っています。
東野圭吾作品には医療用語がたくさん出てきますが、そういった単語もスルスルと読めるのがすごいです。
ラプラスの魔女、魔力の胎動、読了😎久しぶりの東野圭吾!難しい題材なのに、スルスル読めちゃうのほんとすごいな〜〜。おもしろかった〜〜。
— ちあき (@w_chaki) June 12, 2018
この物語の前日譚として「魔女の胎動」という作品も発行されています。
是非、2冊同時にどうぞ!
初心者におすすめの東野圭吾作品3選
読書したいと思っていても思わず敬遠しちゃうことってありますよね。
これって読書に対するハードルが高いからだと思うんですよ。
そこで、読書初心者でも無理なく楽しめる東野圭吾作品を3つご紹介します。
初心者におすすめの文庫本①「手紙」
まずは「手紙」です。
主人公は強盗殺人犯の弟というレッテルを貼られた男性です。
犯罪加害者の家族というあまり陽の当たらない立場の人間の人生を描いています。
少し重たいテーマですが、心の琴線に触れる場面がいくつか登場すると思います。
428ページなので、文庫本としては適当な厚みです。
初心者におすすめの文庫本②「探偵ガリレオ」
こちらもドラマとして見たことあるシリーズです。
探偵ガリレオシリーズの第1作となっていて、ドラマとはまた違う印象を受けるかもしれません。
しかしそれでも、作品の中では相変わらずのガリレオ節と解決の方法が独特で、軽く(良い意味で)読めると思います。
短編集になっているので、最後まで気になって読んじゃう!!という困った事態が起こりにくくなっています。
初心者におすすめの文庫本③「パラドックス13」
これはどこでも映像化されていない作品です。f
完全にSF作品で、サバイバル作品です。
ミステリーはちょっと苦手かも・・・。という人も読むことのできます。
しかも、極限状態になっている人間ドラマも読み応えが十分にあります。
東野圭吾作品でスッキリしてみませんか?
東野圭吾作品はそのほとんどがエンドマークがきちんとつけられています。
読んだ後に「嫌な気持ちになる」いわゆる「イヤミス」というジャンルの作品でもありません。
またシリーズものも多く、あなたの好きなキャラクターに出会うことができるのなら、そのシリーズを読破しよう!という意気込みも見出すことができます。
読書の楽しみ方は人それぞれです。
東野圭吾さんの作品を見て、自分に合ってるかも?と思えたら、関連作品を読んで行ってみてはいかがでしょうか?
くれぐれも読み始めの時間には気をつけて、たっぷり時間のある時に読むのをお勧めします。
以上「【2018最新】東野圭吾の小説の売り上げランキングBEST10!初心者向けにおすすめの文庫本は?」をお送りしました。
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