今年はカラ梅雨だったり、豪雨だったり・・・天候の変化の激しいですよね。
しかし、そんな天候も次第にジリジリとした暑い夏がやってくるんです。
こうも毎日気温や天気が変わると、体調も崩しやすくなってしまいます。
夏バテしてませんか?
夏バテの中でも困るのは吐き気ですよね。
今回は、 します。
その吐き気、本当に夏バテ?
夏バテの中でも一番嫌なのが、「ムカムカ」とした吐き気です。
どれだけ吐き気に襲われても、仕事や家事・育児を休めないという人はたくさんいます。
しかし、自分は夏バテだ・・・と思っていても、その吐き気、もしかしたら「熱中症」かもしれないんですよ。
そこでこちらのチェックリストをやってみてください。
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- 1.ほとんど一日中冷房の効いた部屋にいる
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- 2.夏でもあまり汗をかかない
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- 3.普段から運動不足を感じている
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- 4.水やお茶より、清涼飲料水を良く飲む
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- 5.1日3食をきちんと食べないことがある
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- 6.甘いものをおやつに毎日食べる
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- 7.外食中心で栄養バランスが悪い
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- 8.レトルト食品や市販の弁当を良く食べる
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- 9.そうめん、冷麦などあっさりとした食事が多い
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- 10.疲れが溜まりやすい、だるい
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- 11.夜はアルコールを飲みに行くことが多い
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- 12.暑くて寝苦しく、良く眠れない
この12個のチェックのうち、4~6個にチェックが入った人は「要注意」。
7個以上の人は「危険」です。
一方で、チェックの数が少ないのに吐き気がするという人は「熱中症」の可能性がありますので、早めに医療機関を受診して下さい。
ではこの夏バテ、一体どうして起こってしまうのでしょうか?
夏バテの吐き気は胃腸の冷えから
夏になると食べたくなるものってありますよね?
それは、アイスクリームなどの冷たい食べ物です。
お昼には、冷やしうどんやざるそばを食べると言う人もいるでしょう。
確かに体を冷却してくれますので、さっぱりしておいしいんですよね。
しかし、食べ過ぎは良くありません。
特に冷たいアイスクリームを一日に何個も食べていると、体を冷やすと同時に胃腸も冷やしてしまいます。
胃腸が冷えるとどうなるか?というと、消化不良をおこしてしまい、食欲不振に繋がります。
こうすると、またご飯がしっかり食べられなくなり、のど越しのいいお蕎麦やうどんを食べ、またもや胃腸を冷やしてしまうのですね。
この悪循環が続くと、夏バテでも特に吐き気の症状が強くなるんです。
夏バテの吐き気の対処法!①「食事」
では、吐き気がある場合はどうすればいいのか?
何も食べたくない、と食べないでいるのはあまりおすすめできません。
だからと言って、麺類を食べているとどうしても体を冷やしてしまいますよね。
そこで吐き気が酷い場合は
- 固形物の食べ物ではなく、液体状のものを摂る
- 香辛料などで食欲を増進させてくれる効果のあるものを選ぶ
と言ったところです。
飲み物ばかり摂っていたら今度は下痢になってしまう、というのも考えられますので、ほどほどにしておきましょう。
そこでおすすめしたいのは、果物です。
りんごやバナナ、いちごはビタミンが豊富で、食べやすいですよね。
更に夏バテに効果がある栄養素は
- ビタミン
- マグネシウム
- クエン酸
- 硫化アルカリ
などです。
特に豚肉にはビタミンB1がとっても豊富に含まれているので、一番摂りたい食物です。
他にも、
- レバーには、ビタミンB2
- ニンニクには、ビタミンB6
- 赤ピーマンやアセロラには、ビタミンC
- 柑橘類や梅干しには、クエン酸
- きなこやアーモンドには、マグネシウム
- にんにくや玉ねぎには、硫化アルカリ
が多く含まれています。
これらを上手に組み合わせて、少しずつ摂取するようにしましょう。
また、忘れてはいけないのは1日3食をきちんと守る、ということです。
なるべく決まった時間に、少しでもいいので、3食食べるという習慣はとても大切なんですよ。
夏バテの吐き気の対処法!②「お風呂」
暑くなってくると、毎日シャワーで済ますという人もいます。
確かに暑い時に、熱いお風呂に入るのは逆に疲れてしまいますよね。
毎日ではないにしても、一週間に何日かはお風呂にじっくり浸かる習慣を持ちましょう。
温度は39~40℃と少しぬるめのお風呂でリラックスしてお風呂に入ることが必要です。
こうすることで、冷やされていた胃腸が温まり、新陳代謝が活発になりますよ。
夏バテの吐き気の対処法!③「水分補給」
夏は自分でも気付かないうちに汗をかいています。
喉が渇いたな、と思った時にはすでに遅いのです。
なので、こまめな水分補給が必要になります。
この時、何を飲むのかというと、カフェインレスでミネラルが豊富な「麦茶」がおすすめです。
水分補給をしていても、カフェインが入っていると利尿作用がありますので、すぐに体外に水分が排出されてしまいます。
そこで、常温に近い麦茶をゆっくりと飲む事が必要ですね。
水分補給が必要だから!とキンキンに冷やした麦茶をがぶ飲みしていては逆に下痢になってしまいます。
また、水分補給!ということで、ビールなどのアルコール類をたくさん飲むのは逆効果です。
アルコールが入ることで、血流が増加し、汗をかきやすく水分も放出されます。
アルコールを飲んで脱水症状、というのも十分に考えられますよ。
夏バテの吐き気の対処法!④「適度な運動」
運動って大人になるとなかなかできないものです。
意識しておかないと、すぐに一日が終わってしまいますよね。
体調が悪いからといってダラダラ過ごしていると、逆に体調が悪化することもあります。
ここは少し無理してでもいいので、軽くウォーキングを行いましょう。
長い時間する必要はありません。
体調が悪ければ10分でもいいのです。
汗をかきリフレッシュすることで、頭もスッキリしますよ。
夏バテの吐き気の対処法!⑤「睡眠」
夏バテの多くは、睡眠不足からと言う人もいます。
一日の疲れを次の日に残さないために、たっぷり睡眠時間を摂りましょう。
しかし、夜更かしをして、昼過ぎまで寝るというのは逆効果です。
早寝早起きをして、生活リズムを整えることで、体内が正常に戻ってきます。
またこの時、寝苦しい場合はエアコンなどを上手に使ってぐっすりと睡眠をとれるようにして下さい。
どうしても辛い時は薬を飲みましょう!
夏バテというのは、あなたから一切のやる気をなくし何をするにも難しくしてしまいます。
夏バテにいつまでも付き合うのが辛い!という場合は、薬を服用するのもおススメです。
吐き気や疲労感がなくなるだけで、体が軽くなりますし、体を動かすことで夏バテが治っていくからです。
しかし、市販の吐き気を抑える薬というのは、副作用などもありますので漢方がおすすめなんですよ。
夏バテの吐き気に飲みたい漢方薬!
吐き気が酷く、何もできない!という時は漢方では対処できません。
どうにも酷く何も口にできない時は、医療機関を受診しましょう。
市販の吐き気止めもお店で売られていますが、お医者さんに診てもらう方が安心で安全です。
そしてそうでない場合。
何度も吐いているわけではないけど、なんだかムカムカして気持ちが悪いという時には漢方を飲んで様子を見ましょう。
特におすすめなのは
・クラシエ 胃苓湯(いれいとう)
・ツムラ漢方薬 六君子湯エキス顆粒
・大正漢方胃腸薬 微粒
です。
この3つのうち、どれがあなたの吐き気にぴったりくるのか・・・というのはなかなか難しいので薬剤師さんに相談して購入して下さい。
漢方なので、即効性は薄いですが、副作用がないというのがとても嬉しいところですね。
10月ぐらいまで夏バテが続く人もいます
最近では、残暑が厳しく、10月になっても暑い日が多いですよね。
夏バテとは言いますが、秋にもなってしまう人は確かにいます。
是非、規則正しい生活と、こまめな水分補給で夏バテを克服してくださいね。
(P.N.オレンジ)
以上「夏バテの吐き気の治し方・対処法まとめ!薬や漢方についても」をお送りしました。
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