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花粉症の薬の眠気はなぜ?眠くならない市販の薬ランキングBEST5

今年も花粉症が猛威を振るう時期がやってきました(´д`、)
病院で処方された薬を飲みたくても仕事や育児でなかなか病院に行けず、市販薬を服用するという方も多いのではないでしょうか。

花粉症の薬を飲むと、不快だった症状が軽減されます。
しかし、その一方で強烈な眠気に悩まされたことはありませんか?

車を運転する方や仕事中、授業中など眠れないタイミングでの眠気は本当に困りものですね(;´Д`A ```

そこで、今回は

  • 花粉症の薬で眠くなるのはなぜ?
  • 眠くならない市販の薬ランキング!

お送りします。

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花粉症の薬で眠くなるのはなぜ?

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まず花粉症が起こる時、体内でアレルギー反応を誘発する物質があります。

主なものとして、

  • ヒスタミン
  • セロトニン
  • ロイコトリエン

などがあります。

その中でもヒスタミンは、鼻の神経や血管を刺激して鼻水やくしゃみの原因をつくります。

多くの花粉症の薬は、抗ヒスタミン剤の内服薬となっています。
ヒスタミンの生成を防いだり、身体を守る狙いを持って作られています。

しかし、ヒスタミンには、脳での大事な役割もあるんです。

具体的には、

  • 受容体と結びつき、目が覚めている状態を保つ
  • 学習能力を高める

など、さまざまな生理機能を担っています。

薬によりヒスタミンの影響を抑えることで、脳への働きも抑制されてしまいます。
そして、眠気が起こるのです。

正確にいうと、

脳の判断や思考の働きが低下する

と表現するのが正しいのかもしれません。

花粉症も辛いけど、眠くなる薬は困る!
そんな時は、どのような薬を選ぶいいのでしょうか?

眠くならない市販の薬をいくつかご紹介します。

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眠くならない人気の市販の薬

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抗ヒスタミン薬は第一世代、第二世代に分かれます。

  • 第一世代:抗ヒスタミン薬と呼ばれ、眠気が強く出るものが多い。
  • 第二世代:通称抗アレルギー薬で、眠気が起こりにくい。

病院でも薬局でも、眠気を控えたいなら第二世代の薬を選ぶといいですね。

では、お薦めの市販薬をご紹介しましょう。

アレグラFX(久光製薬)

日本初の「フェキソフェナジン塩素塩」配合の市販薬。

  • 花粉症などのくしゃみ、鼻水、鼻づまりのアレルギー症状を改善させる。
  • 眠くなりにくく、集中力や判断力などの低下をきたしにくい。
  • 口も渇きにくい。
  • 1日2回服用で、空腹時でも飲める。

愛用者が多く、症状が改善した!という口コミも多く見られました。
1日2回服用で、空腹時でも飲めますが、飲み忘れることなく継続することが大切ですね。

エバステルAL(興和)

花粉を吸い込むと、アレルギー誘発物質(ヒスタミン等)が身体のなかで放出されます。
エバステルALには、そのアレルギー物質の作用を元から抑える作用があります。
さらに、医療用として使われている第二世代の抗ヒスタミン薬のエバスチンを配合

  • 眠くなりにくい。
  • 口の渇きが起こりにくい。
  • 1日1回1錠の服用で、就寝前に飲めば翌日夜まで効果が持続する。

薬を服用するタイミングが難しい方には、持続時間が長い薬はありがたいですね!

ストナリニZ(佐藤製薬)

セチリジン塩素塩を配合。

  • 即効性が早く、高い効果が期待できる。
  • 効果が高い分、アレグラより若干眠気が出やすい。
    (人によっては強い眠気が出てしまうことも。)
  • 1日1回1錠の服用。

アレジオン10(エスエス製薬)

エピナスチン塩素塩を配合。
成分が脳内に移行しにくいため眠くなりにくいとのこと。

  • 「眠くなりにくい薬」に特化した薬で、効き目は穏やか。
  • 1日1回1錠の服用。

夜間でも眠くなっては困るという方には、こちらの市販薬がオススメでしょうか。
効果は穏やかなようですが、育児中や介護をしている方はあまり深く眠りたくありませんよね(^^;)

アレキザール鼻炎(田辺三菱製薬)

この薬は、抗ヒスタミン薬ではなく抗アレルギー剤です。
肥満細胞を安定化させることで、ヒスタミンなどの物質を花粉症の症状を緩和させます。

眠くなる成分が入っていないので、かなり眠気が出るのは抑えられそうです。
副作用の眠気もほぼないようです。

  • 眠くなる成分が入っていないので、効果は穏やか。
  • 症状の緩和には時間がかかる。
  • 症状が出る前、1~2週間前からの早めからの服用が必要。
  • 1日2回の服用で効果が期待出来る。

強すぎる、効きすぎる薬に抵抗がある方は、試してみるといいですね。

ご紹介した眠くなりにくい市販薬は、どれも15歳未満は服用できません

眠くなりにくいとうたっていますが、やはりどれも多少の副作用で眠気などが出てしまうこともあるんだとか。

主な副作用としては個人差はありますが

  • 多少の眠気
  • 口の渇き
  • 吐き気
  • むくみ
  • 呼吸困難
  • 便秘

などの報告もあるとのこと。

全体的には、アレグラFXの評価が高いように感じられます。
ただ、効果や眠気に関しては、かなり体調や個人差が関係します。

大切なのは、ご自分の生活スタイルや効き目に合った薬を選ぶことですね。

以上、「花粉症の薬の眠気はなぜ?眠くならない市販の薬ランキングBEST5」をお送りしました。



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