健康

乳がん初期症状をセルフチェックする3つの方法!脇の下やひきつれに注目

北斗晶さんの衝撃的な告白で、「乳がん」についての関心がまた高まっているのではないでしょうか。

実際、がんの中では軽視されているかもしれない乳がんですが、決してそんな軽視するべきものではありません。
実は、命にも大きな影響を与える病気なんです。

また、全ての「がん」という病気で言えることですが、やはり早期発見は重要です。
特に、年齢が若ければ若いほど進行は早く、体の様々な部分をむしばんでしまうからこそ、早めの対処ができるかどうか。
そこが命取りなんですね。

そこで、この記事では、乳がんについて、特に初期症状を見つけるための「自宅」で、「自分」でもできるセルフチェックをお伝えします。

あわせて乳がんについての意外に知られていないけど、大事な情報をお伝えしますね。
例えば、二種類の乳がんがあるって知ってましたか?

では、どうぞ。

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そもそも乳がんになる原因とは?

どうして乳がんになってしまうのかというと、それはエストロゲンという月経と深く関わりのある女性ホルモンが影響しています。
エストロゲンが、過剰に分泌されることによって乳がんになると言われているんです。

つまり、エストロゲンに長くさらされると、乳がんの発症リスクが高くなるということなんですね。

ではどんな人がエストロゲンに長くさらされているのか?

これは

  • 出産経験のない人
  • 高齢出産の人
  • 肥満の人

がその対象になりやすいとのことです。

「肥満の人」というのは意外かもしれませんが、食生活の乱れはホルモンバランスを崩します。
そこで「エストロゲンが過剰に分泌されて、乳がんになりやすくなる」とのことなんです。

肥満はやっぱり万病の元なんですね・・・。

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3つのチェックで乳がんを予防!

乳がんは「がん」の中でも唯一、患部が見えるがんと言われています。
そこで、自分の胸を毎日セルフチェックすることにしましょう。

では、早速、乳がんの初期症状を発見するための3つのセルフチェックの方法を紹介しましょう。

ちなみに、タイミングとしては月経が終わってから1週間から10日までの間にすると、良く分かりますよ。
毎月、1回セルフチェックすることで、安心が手に入ります。
閉経している方は、日にちを決めてやってみましょう。

乳がんセルフチェック1.入浴前に鏡の前で

まずは、入浴前に全裸の自分の姿を映してみましょう。
そこで両腕を下げた状態で自分の乳房や乳頭をチェックします。

次に両腕を上げた状態で観察します。
いつもと比べて変化がないか?などに注意してください。

そして乳頭をつまみ、血のような分泌物がないかチェックしましょう。

乳がんセルフチェック2.入浴中に

今度は、入浴中に触診をします。
石鹸などで手を泡だててすると、肌への負担も少なく皮膚の凹凸も確認できますよ。

腕をあげ、乳房の表面をグルグル渦を巻くようにさわりしこりをチェックします。
次に脇の下に手を入れ、リンパ節がはれていないかをチェックしましょう。

乳がんセルフチェック3.就寝前に

今度は、仰向けになった状態でチェックします。
腕をあげて乳房の内側半分を指で圧迫しながらチェックします。

今度は腕を下げて外側をチェック。

最後に脇の下に手を入れしこりがないかチェックしましょう。

これで完了です。

何か違和感を感じたら必ず、受診するようにしましょう。
乳がんは先延ばしにしても何もいいことはありませんよ。

また、マンモグラフィーやエコー検査だけでは不十分なこともあります。
自分の「なんかいつもと違うな」という感覚を信じて、受診するようにしましょう。

また、乳がんが発生しやすいのは外側の上部という人が多いようです。
その辺りを重点的にチェックするといいですね★

受診して、何もなければそれで万々歳です。
一番危険なのは、自己判断して何もアクションを行わないこと。

大切な人と長く一緒に歳を重ねていきたい、というのなら是非ともセルフチェックをしていきましょう。
私も早速、今日からはじめようと思います。

乳がんの初期症状についてもう少し詳しく!

また、セルフチェックをしていても、

  • 「しこりって何?」
  • 「ひきつれって?」

となると、中々チェックできませんよね。

そこで、少し説明を加えておきますね。

しこりというのは、蒟蒻程度の柔らかさで、小豆大のようなものだと言われています。
コリコリっとするものが自分の乳房にありましたら、まずは疑ってみた方がいいでしょう。

大きいからがんであるとか、小さいからがんじゃないとかいうのは全くのでたらめだそうですよ。
小さくてもがんかもしれませんし、そうじゃないかもしれないんです。

しかし、乳房にえくぼのようなものができていてらそれは、乳がんだと思った方がいいようです。
このことをひきつれ、といい、陥没してしまう症状のことなんです。

どんな状態かというと、こんな感じです。

これは皮膚の近くに乳がんができていると現れる症状で、赤くなってきたりもするようですよ。

更に、画像にもありましたように、脇の下のリンパにも注意が必要です。
ここが腫れたりしていると、腕にしびれがきたりもするようです。

また乳がんの発見方法としては、乳首から血液の混じった分泌物が出てきたり、乳房に異常なほどの湿疹が出てきたりということもあるようです。
こんな症状がみられるのならすぐにでも受診することが重要になってきます。

乳がんについて詳しい知ろう!乳がんには2種類ある?

女性特有のがん、「乳がん」ですが、できる場所は同じでも、その患部の拡がり方によって大きく二種類に分けることができるんですよ。
それは「浸潤がん」と「非浸潤がん」です。

それって何?治療法に差があるの?って感じですよね。

芸能人の中で乳がんになった方もこの二種類の乳がんにかかっているんですよ。
芸能人でどんな人が乳がんになったのかまとめた記事はこちらからどうぞ。


非浸潤がんとは?

この二つのうち「非浸潤がん」というのは、比較的初期の状態のことをいいます。

がん細胞が基底膜というものに包まれており、外にがん細胞が出てきていないため、他の臓器に転移していない状態です。
この状態なら、乳がんになったといっても軽い手術で済むことが多いんですよ。

乳がんで早期発見を声高に叫ぶのは、この非浸潤がんの時に発見したら、軽い症状で済むことからなんです。

浸潤がんとは?

もう一つの「浸潤がん」になりますと、基底膜が破けており、がん細胞が流れ出てきている状態です。
そのため、血液やリンパに流れ込む可能性が極めて高く、再発や全身転移に繋がりやすいのです。

日本では「浸潤がん」患者さんが一番多く、他の臓器に転移しやすくなっています。
中でも肺や、骨への転移が多く、闘病期間が長期にわたってしまうことも。

乳がん自体の進行はそこまで速くないのですが、全身がんになる可能性のあるがんであるということを良く知っておきましょう。

乳がんについて詳しい知ろう!乳がんになりやすい体質や年齢は?

また乳がんになりやすい人というのは、体質もあるようで、

  • 初潮年齢の速かった人(11歳以下)
  • 出産経験のない人、初産の遅かった人(30歳以上)
  • 閉経年齢が遅かった人(55歳以上)

という、要素があるようです。

また、就寝時にブラジャーをつけていると、乳がんになりやすいというデータもあるようですよ。

乳がんの治療法。全摘出ではない出術法とは?

乳がんになると、やはり手術が必要になります。
それは全身に転移しやすいがんであることからそうなるのですが、女性としては「乳がんです、じゃあ乳房を取りましょう!」とはなりませんよね。

やはり女性のシンボルである乳房を取るのはなかなか勇気のいることです。

そこで、乳がんの進行状況にもよりますが、現在では乳房の全摘出をする手術は縮小され、乳房温存術が大きく割合を占めるようになったとのことです。

それってどんなの?と思いますよね。

全摘出というのは乳房と、胸筋を全部切除します。
しかし、乳房温存術では、患部と脇のリンパ節を切除します。
こうすることで、乳房はなくならず、一部だけの切除で済むということなんです。

しかし、これもまた病状の進行によって話は違ってきます。
進行が進めば進むほど、大きな手術が必要になってきますし、温存術も難しくなっていくんですよ。

手術をしない場合、放射線治療というものもありますが、これによる副作用はどうしてもでてしまいます。

どうしてかというと、正常な組織に放射線がどうしても照射されてしまうからです。
なのでそこに放射線を当てるとその組織での副作用に苛まれることになります。

そして乳がんの手術というのはそこがゴールではなく、治療のスタートになるということです。

患部が小さく、薬物投与で治療できる場合ももちろんあります。

しかし、ホルモン剤の投与、抗がん剤の投与になると、副作用が出てきます。

そして乳がんは全身に転移しやすいがんなんです。
つまり手術が終わっても、その後、再発防止のために、薬物治療をする必要があります。

乳房を切除した場合はホルモンバランスが崩れるでしょうから、その辺のアプローチも必要になります。
何より、乳房を切除したという心のケアもしていかなくてはいけないかもしれませんね。

このように、乳がん、と言っても様々なアプローチがあります。
しかし、全てに関わって違ってくるのは「非浸潤がん」の状態で発見していれば、手術も術後の経過も全く違うものになるということなんです。

初期であれば転移もないでしょうし、患部も大きくありません。
全摘出手術になることはないし、再発防止の薬物治療も必要ないんですよ。

ますます、検診やマンモグラフィーが必要になってきますよね。

最後に。こんなセルフチェックも?

更に、乳がんではありませんが、がん経験者からはこんな情報も!

ビールが好きな人にはとっても有益な情報かもしれませんね!♪

そうでない方でも、とにかくちょっとした自分の感覚や体の変化には気をつけたいものですね。

最後もにもう一度。他人事ではない乳がんに気をつけよう。

女性の12人に1人はなってしまう乳がん。
決して、対岸の火事ではありませんよ。

また、乳がんは決して死なないがんではありません。
リンパ節や骨に転移してしまっては、死亡率もあがります。
是非とも、患部が広がらないうちに、手を打ちましょう!

そのためにまずはセルフチェック。
疑わしい点があればマンモグラフィーを受けて、もし乳がんが発症したとしてもすぐに対応できるようにしておきましょう。

また、自分は男だから大丈夫~なんてことではいけません!
あなたの大切なパートナーを守るためにも、乳がんについての正しい知識を持って、まさかの時は対処できるようにしておきましょう。

以上、『乳がん初期症状をセルフチェックする3つの方法!脇の下やひきつれに注目』でした。

(P.N.オレンジ)

以上「乳がん初期症状をセルフチェックする3つの方法!脇の下やひきつれに注目」をお送りしました。

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