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映画ナラタージュの登場人物!松本潤と有村架純がベッドシーン?原作のあらすじのネタバレも!

4月期ドラマの中で、驚異の視聴率をたたき出したTBSの日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」
その主演を務めていた、国民的アイドルグループ「嵐」の「松本潤」くんに、映画主演の情報が入ってきました!

一息つく間もなく、撮影の目撃情報が先日入ってきていたのですが、7/14に情報解禁となったようです。
そこで今回は、そんな高視聴率男、松本潤主演映画についてご紹介してみたいと思います!

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禁断の愛?……教師と生徒、再開する二人の行き先は

高校教師と生徒としてであった二人。
再び出会ったのは運命?それとも ──────

今回の映画のタイトルは「ナラタージュ」
原作は2006年に「この恋愛小説がすごい!」で1位を獲得した作家・島本理生の大人気恋愛小説です。

最近はやりの「禁断」ということばを冠に掲げ、究極の愛の形をスクリーンで表現します。

「ナラタージュ」
英語表記では「narratage」
この言葉の意味は、映画などでよく用いられる、人物の語りや回想から過去を再現するという手法の事を指します。

「お願いだから、私を壊して」

原作小説の帯に書かれたこの言葉には衝撃を受けます。

絶対に一度は読んでほしいと思うほどの、心が熱くなってどうしようもできなくなる恋愛小説の映画化に、ファンのみならず期待が高まります。

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「ナラタージュ」松本潤×○○○○

許されない恋……抗えない想いに苦悩する高校教師・葉山貴司。
演じるのは嵐の松本潤くんです。

その葉山から想いを寄せられるヒロインを演じるのは、女優・有村架純さん。

ここ数年、ジャニーズのタレントとの共演回数がダントツトップな有村さん。
過去には同グループの二宮和也さんとの共演時にも「先生」と「生徒」の関係を演じていましたね。

しかし今回はその時のような爽やかな、教師と生徒の関係ではなく、なんとベッドシーンもあるという鳴物入り。

現在、主演の二人以外の情報は入ってきていませんので、分かり次第情報を追加できればと思っております。

原作から察するに、あまり二人以外で重要なキャストは見当たりませんが、松本潤くんと言えば、とにかく脇を固めるキャストがすごいので有名です。
些細な役でもきっと、なんらかの大物、話題のキャストが登場するかもしれませんので、見逃せません!

「ナラタージュ」原作の島本理生とは。

原作者・島本理生(しまもとりお)
早熟な天才少女小説家と謳われた、島本さんはいったいどんな女性なのでしょう?

始まりは小学校時代。
その才能は小学校時代から静かな炎を燻らせていました。
あふれ出る才能は、小学校時代から徐々に開花していくのです。

15歳の時に「ヨル」という作品が、文芸雑誌「鳩よ!」の掌編小説コンクール・第2期10月号に当選。
そしてそのまま、その雑誌で「ヨル」は年間MVPを受賞することとなりました。

若干15歳にして手に入れた「小説家」の道。
1998年から始まり、2001年に発表した「シルエット」で、第44回群像新人文学賞の優秀作に選ばれます。

まさに天才。
その名を欲しいがままにする、天才少女作家というのが、これでお分かりいただけますでしょうか?

天才の名をほしいままにした島本さんは、2003年には「リトル・バイ・リトル」で第128回芥川龍之介賞の候補にも選出されました。
この時、まだ高校生だったというのには驚きを隠せません。
「リトル・バイ・リトル」は、「第25回野間文芸新人賞」を受賞。
受賞当時、島本さんは20歳。この賞を受賞した最年少として瞬く間に話題の人となるのです。

その後も精力的に作家活動を継続し、芥川賞や山本周五郎賞の候補に名を連ねます。
今回映画化される「ナラタージュ」は、2005年に第18回山本周五郎賞候補となっています。

宝島社「この恋愛小説がすごい! 2006年版」の1位を獲得した「ナラタージュ」
「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」でも1位を獲得し、話題となりました。
23万部を超えるベストセラーとなった大ヒット恋愛小説なんです。

島本さんは「ナラタージュ」の執筆に半年間を費やし、その期間キーボードを叩きすぎたため「腱鞘炎」になってしまったそうです。
そこまでして生み出された珠玉のラブストーリー、気になりますよね。

最新刊は「イノセント」

この作品でも、複雑に交差していく登場人物の心の機微を見事に描いています。
会社経営者×カトリック司祭×美しい女性。
登場人物の設定だけでも、なんだか心の奥底がざわざわと騒いで、島本ワールドにはまっていきたくなってしまいそうです。

「ナラタージュ」どんなお話し?ネタバレあり、要注意!

学校の先生に抱く恋心。
そんな単純に思える感情は、周りから見れば一過性のものに感じるのかもしれません。
でも当事者たちにとってはそんな簡単なことじゃなくて……

物語は、1本の電話から始まります。

大学2年生の春、ヒロインである「工藤泉(くどういずみ)」に、高校時代に思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきました。
その声を受話器越しに聞くだけで、電話がかかってきただけで期待してしまう柔らかな恋心。

しかし、葉山の口から出たのは、当時演劇部に所属していた泉に、後輩のために卒業公演に参加して欲しいという内容だった。

泉は早鐘を打つ心から想いがあふれ出そうになりながら、つい「それだけですか?」と葉山に問いかけてしまいます。
しばしの沈黙。

「ひさしぶりに君とゆっくり話がしたいと思ったんだ」

沈黙の間に揺さぶられていく心と想い。
あの頃と変わっていない情熱が、その言葉で静かに、しかし確実に燃え上がり始めるのです。

現在進行形の過去の想いは、いけないと思えば思うほど、不器用に、ただ純粋に加速していきます。

そして思い出すのが、高校卒業の時に打ち明けられた、葉山先生の言葉 ──────

作品の中に描かれる、高校教師・葉山は、とにかくダメな男のようですね。
同ダメかというと、泉が在学中から、はっきりとした特別扱いをしてたんです。
泉にしてみれば、恋い焦がれた男性が、自分にしか見せない顔を見せてくれたら、「惚れてまうやろ!」の極みです。

しかも、卒業式に一緒に写真を撮ってくれたかと思うと、突然のキス……
え?キス?!?!?!

教師の職でありながら、なんという職権乱用!(違います)

その後、葉山は泉が卒業したのをいいことに、タガが外れたのか泉からの想いを全く拒否せず……。
しかし、泉に「別れた」と説明していた、妻とは籍を抜いていなかったり……。

そうなんです、実は葉山先生、既婚者なんです。
禁断がわんこそば状態に次から次と出てくるので、女子にはたまらない展開です。

そんなダメな男・葉山。
想いを募らせる元教え子の泉。

なぜ二人の恋の炎は、青白く燃え上がり、静かに、ただ静かに燃え続けるのか。

そこには「救済」とも呼べる呼応関係が存在していたのです。

クラスでのいじめ、仲間内から浮いてしまう自分自身に大きな不安を抱えていた泉。
妻との生活がうまくいかず、喪失感やフラストレーションと闘う日を送っていた葉山。

優しく差しのべられた手。
掴まれたその手のぬくもり。

恋をするには十分です。

話題のベッドシーン。
おそらく原作の中にある、たった一度だけの二人の関係を描くものになりそうです。

二人は本当のお別れをするのに、最後に一度だけ、初めて体を重ねます。
葉山には、泉にしてあげられることが、それしかなかったのでしょう。

だって、泉には将来を約束した恋人がいるのだから……。

幾重にも重なっていく禁断に、不器用な想いと、果てしない情熱。
ラストシーンは涙なくしては読めない展開。

ぜひ、映画にもふんだんに原作の空気感を盛り込んでほしいです。

原作の中に出てくる主要キャストで気になるのが、泉の現在の恋人である小野玲二(おの れいじ)。

彼も葉山に負けないぐらい残念な人で……最初はひどい男という感想が、読み進めていくうちに不憫に思えてならなくなる人物。
葉山に心が動いていく泉を許せなくなっていくあまり、心が壊れていってしまいます。
泉が大切にしている葉山先生との写真や手紙を、勝手に見てしまいます。

そしてさらに気になるのが……拒否する泉に無理やり関係を持ってしまうシーンがあるんです。
こちらもベッドシーンですね……映画に登場するのか、誰が演じるか気になります。

そしてもう一人、物語のファクターを握っているのが、演劇部の後輩・柚子。
彼女は物語の中で、強姦された時に受けたPTSDなどが原因で、自殺してしいます。

映画に出てくるかどうかわからないエピソードではありますが、救済される葉山と泉に対峙する、救われない心も、物語の重要なポイントとなっています。

松本潤×有村架純 W主演「ナラタージュ」

ナラタージュ公式サイト
http://narratage.com/

ナラタージュ公式Twitter
https://twitter.com/narratagemovie

ナラタージュ公式
https://www.facebook.com/narratagemovie/

公開は2017年秋となっているようです。
すでに富山県や都内では順調に撮影が進んでいるようで、エキストラの募集などもありますので、要チェックです。

メガホンを取るのは、原作と出会ってから、長年にわたり、この作品を映画化しようと熱望してきた有名監督
その監督は、映画化のために長年にわたり温めてきた企画・構想がついに実現し、スクリーンに描き出されます。

そんな熱い魂を持つ監督は、2004年に話題となったあの映画、「世界の中心で、愛をさけぶ」でメガホンを取った「行定勲」監督。
松本潤くんも有村架純ちゃんも、行定監督とは初タッグ、初共演となるので、どんな化学反応が起こるのか今から楽しみです。

狂おしいほど純粋に、禁断の恋に落ちていく二人を描く、珠玉のラブストーリー。
今後にも注目です。

あと、まだナラタージュは電子書籍化されてませんが、他の島本理生作品はいくつか電子書籍化されています。
芥川賞を又吉直樹の「火花」と争った「夏の裁断」なんかは、賛否両論分かれるところではありますが、人の心の複雑さを丁寧に描いた佳作だと思います。

(ライター:櫻宮ヨウ)

以上「映画ナラタージュの登場人物!松本潤と有村架純がベッドシーン?原作のあらすじのネタバレも!」をお送りしました。

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