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雛祭り2017の日にちはいつ?その由来や桃の節句の意味についても

もうすぐ待ちに待った雛祭りがやってきます。
桃の節句という言葉は知っていても、何故桃の節句なのか?

そして、何故桃の節句は女の子のお祭りなのかご存知ですか?

今回は、桃の節句の由来についてご紹介します。
2017年の雛祭りはいつなのか?とういうこともご紹介しましょう。

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2017年の雛祭りは一体いつ?

雛祭りと言えば、3月3日に決まってる!と思っていませんか?

確かに、今現在の一般的な桃の節句は3月3日です。
しかし、昔の風習に照らし合わせてみると、毎年桃の節句は3月3日とは限らないのです。

そこには、由来や意味が深く関わっているのです。

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雛祭りの由来は中国にあり?

今では日本古来のお祭りになっていますが、元々は中国の風習が日本に伝わったと言われています。
中国では「上巳の日」というものがありました。

それは、穢れを「巳」の日に川で洗い流すと言った風習でした。
川で身を清めることで、一年中息災に過ごせたと言われています。

これが日本に伝わることで3月の最初の「巳」の日に行う節句が「桃の節句」となり、穢れを取るために流し雛を川に流して祈りを込めたのです。
平安時代の貴族たちの間では、ヒト型をしている雛人形を「守り神」として厄除けで祀っていたのです。

時代が過ぎ、江戸時代になると「厄除け」と「飾りもの」の両方の意味を兼ね備えた男女一対の内裏雛を飾ることが主流になりました。
武家の娘の嫁入り道具の1つとして数えられるようになり、次第に贅沢で華美なものに変化していったんですね。

7段飾りなどもこの頃から姿を見せ始めているのです。

このような節句が今にも伝わり、女の子の節句として「桃の節句」が行われるようになりました。

雛祭りはどうして「桃の節句」というの?

雛祭りが桃の節句と言われるのは、江戸時代に起源があります。
季節の節目として「節句」というものを年に5日定めたのが始まりです。

1月7日・人日(じんじつ)の節句・七草の節句
3月3日・上巳(じょうし)の節句・桃の節句
5月5日・端午(たんご)の節句・菖蒲の節句
7月7日・七夕(しちせき)の節句・七夕
9月9日・重陽(ちょうよう)の節句・菊の節句

5つとも、その季節の草木を名前として付けています。

そこで3月3日は「桃」なのです。
でも、桃の季節にするには少し早いんじゃないのかなあ?と思いますよね。

この節句が制定された江戸時代は旧暦です。
そのため、現代の日にちにしてみると4月3日ごろとなり、ちょうど桃の花が咲くころになっているのです。

更に更に、桃の節句というのはこれだけではないのです。

古来から「桃」というのは、邪気を祓う縁起の良い物として神事にも使われてきました。
元々、上巳の節句というのは、穢れを清めるのが目的です。

この事から「桃の節句」とされているのです。

一体いつが桃の節句なの?

この事から考えていくと上巳の節句は、3月の一番最初の「巳の日」となっています。
そこで2017年はいつなのか?というと3月7日です。

しかし、現代ではこの考えはほとんどなく、桃の節句と言えば3月3日となっています。

東北地方や九州地方などでは、旧暦の桃の節句でお祝いをする所もあります。
その地域では、4月3日が桃の節句としてお祝いを行うのです。

旧暦の桃の節句は毎年ずれがあり、こちらも間違えやすいのです。
そのため旧暦でお祝いをする時も一か月後の4月3日というのが一般的です。

桃の節句に家族そろってお祝いすることが一番大切なことです

女の子の健やかな成長を祝う日として重要な役割を担っているのが桃の節句です。
雛人形を飾ったり、ハマグリのお吸い物を食べたりして皆でお祝いを・・・というのが一番大切なことですね。

雛人形は一体いつから飾って、いつ片づけるのか?ということにつきましてはこちらの記事で紹介しています。



あわせて参考にして下さい。

季節の節目を感じて、昔からの風習に習うのもまた素敵なひと時ですね。

(P.N.オレンジ)

以上「雛祭り2017の日にちはいつ?その由来や桃の節句の意味についても」をお送りしました。

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