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演技性人格障害って最近多くない?小保方、佐村河内、野々村県議・・・

最近、ニュースで「演技性人格障害(えんぎせいじんかくしょうがい)」って言葉よく聞きませんか?

大きく話題になっている野々村県議
STAP細胞の小保方晴子
ゴーストライター疑惑の佐村河内守

演技性人格障害ってどんな病気なのか?
もし、結構そういう人が多いのであれば、どういう風に対応するのが双方にとっていいのか?

気になったので、調べてみました。

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演技性人格障害とは

演技性人格障害(えんぎせいじんかくしょうがい)とは演技性パーソナリティ障害とも言われ、感情的な混乱の激しい人格障害です。

ちなみに、パーソナリティ障害とは

一般的な成人に比べて極端な考えや行為を行ったりして、結果として社会への適応を著しく困難にしていたり、症状によって本人が苦しんでいるような状態に陥っている人

のことを言います。

これを読んで気づくことありませんか?

実は身の回りに多い可能性

実はポイントは、

  • 社会への適応が困難になっている
  • 本人が苦しんでいる

なら、それはパーソナリティ障害。

ただ、逆に

  • ちゃんと社会に適応できている
  • 本人も苦しんでない

なら、それはパーソナリティ障害とは診断されないんですね。
だって、そういう人はクリニックに行って受診したりしませんから。

つまり、こういう言い方は誤解をまねくかもしれませんが・・・、潜在的に演技性パーソナリティ障害の傾向のある人は、身の回りにいるかもしれないってことです。

確かに、今回のような事態になるまでは野々村県議も多少の奇行は知られていたとしても、会見でのあそこまでの奇行はなかったようです。

小保方さんの場合も、疑惑が生じるまではむしろ「個性」として受け止められて、高評価だったのでは?

ましてや演技性パーソナリティ障害では?なんてこと言われることはなかったはずです。
それがどうして一転、そんな風に言われるようになったのか?

演技性パーソナリティ障害の特徴

それは「その人物をとりまく環境が激変した」というのが一つの理由でしょう。

ここで演技性パーソナリティ障害の特徴を見てみます。

演劇的で情緒的な性格。移り気に見えることが多い
ストレスには、かなり弱い傾向
過度に情緒的で、度を越した行動、わざとらしい行動、子どもっぽい行動などをする
それらの行動で人の注意を引こうとする
表現力は豊かなので一見交友関係はうまいが、浅い関係にとどまる

 

どうでしょう?
誤解を恐れずに簡単に言うと、

  • 注目されたいから、目立つ行動をとる
  • しかし、期待している結果と異なると強いストレスを感じる
  • さらに、目立つ行動をとりがち

というのが、(あくまで)一般的な演技性パーソナリティ障害の特徴です。

小保方晴子さんなんかにとっては、それまでの英雄的な扱いからの非難集中。
大きなストレスを感じたことは間違いないですよね。

野々村県議も、あの情熱的(?)なパフォーマンスは政治家としてのアピールには役立ってた面もあるかもしれません。
今回のような事態は想定外だったでしょう。

つまり、本人たちが期待していたのとは大きく異なり、ストレスが強く感じられる環境。
それが潜在的な演技性パーソナリティ障害の傾向をあらわにした・・・とも考えられるのです。

演技性パーソナリティ障害の人との付き合い方

では、潜在的に多いかもしれない演技性パーソナリティ障害の人とどう付き合えばいいのか?

具体的には、演技性パーソナリティ障害にもいろんなタイプがあるので、原則だけを書きます。

仮面を無理にはがさない

一つ大事なことがあります。

演技性パーソナリティ障害の特徴としてあげた先ほどのような行動。
本人はそのことに自覚的ではないということです。

さらに、その演じている人格こそがその人を守っているものだということです。

つまり、その行動のわざとらしさやそこに含まれるウソのようなものを、無理やりにでもあばこうとすると、たちまち人間関係が途切れるはずです。
さらには、こちらについて悪評を流されるというような危険性もあります。

つまり、相手の行動の演技性がたびたびあることに気づいても、それを指摘しないのが、一つ目のポイントになります。

相手の行動に振り回されない

演技性パーソナリティ障害の行動はなぜ演技的なのか?
その目的は多くの場合、

  • 周囲からの関心をひきたい
  • 相手からの愛情が欲しい

などです。

繰り返しますが、本人はそのことに自覚的ではありません。
決して、愛情が欲しいからわざと子どもじみた言動をしているなどという訳ではないのです。

つまり、こちらにとって大事なのは、相手の行動が結局これらを求めてのものであることを理解して、そのうえで相手の言動にいちいち振り回されないということ。

相手の行動に挑発されたような反応をすると、まさに相手の(自覚的ではない)思惑通りなので、また相手は同じような行動をとります。

もちろん、無自覚的に←しつこいですけど、大事なところ。

だから、相手がこちらを怒らせるような行動をとっても怒らない・・・などの対応が必要になってきます。

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そのうえで、「適切なところに関心や愛情を注ぐ」というのが大切です。
例えば、相手の行動が社会に適応するのに有意義なものだったときに関心を持っていることを大きく示す、とかですね。

なお、演技性パーソナリティ障害は主にカウンセリングを中心に対処していけば治るものと言われています。
そして、その際には身近な周囲、特に家族のサポートが一番大切だとも。


小保方晴子さん、野々村県議、佐村河内守氏が本当に演技性パーソナリティ障害なのかどうかはわかりません。
ただ、誰にとっても、自分にとっても相性のいい環境で毎日を過ごせることが大事なのは間違いありません。
改めるところや責任を取るところは取って、平穏は日々を過ごされるように、個人的には願っています。



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