漫画&アニメ「ドリフターズ」!ジャンヌ・ダルクの戦い方やジルドレとの関係を史実も交えて考察!

「聖女」や「オルレアンの魔女」と呼ばれるジャンヌ・ダルク
誰もが知っている名ではありますが、具体的になにをした人なのかいまいちわからないなんて人も多いのでは?

今回はジャンヌ・ダルクが史実でなにを成したのか、なぜ廃棄物となるような最期を迎えたのかご紹介していきます。
そして、史実に絡めなぜジャンヌは英雄にもかかわらず豊久に初陣首扱いされたのか、ジルドレとは何者なのかも合わせて解説させていただきます!!

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聖女であり魔女

ドリフターズの中でトップクラスの有名人といえば、ジャンヌ・ダルクではないでしょうか?
信長同様色んな漫画やアニメ・ゲームなんかにも出てきますし、なにより学校で誰もが習ったかと思われます。

そんなジャンヌ・ダルクには、いくつかの異名があります。
代表的なものに「聖女」そして「オルレアンの魔女」

ドリフの場合廃棄物になってしまってるんで聖女って感じはしませんが(笑)

火刑に処されたことでこの世を恨み廃棄物になった…というのか捨てられた者をEASYが拾ってきたというのか。
同じようですがニュアンスが違うような気もします。

このあたり廃棄物の定義が作中で出てくるのが待ち遠しい限りです。

話が逸れましたが、なぜ聖女であるはずのジャンヌが廃棄物(≒この世を恨んでいる)となっているのか、そもそもジャンヌ・ダルクとはなにを成した人なのかをお話しします。

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ジャンヌの史実での活躍

ジャンヌ・ダルクは、フランスとイギリスが文字通り長年戦い続けた百年戦争後期で活躍しました。

1412年に農民として生まれたジャンヌは、13歳の頃に初めて“天の声”を聞いたとされています。
そして1429年フランス軍に加わったジャンヌはイギリス軍と激突します。

彼女自身は殺人を嫌い進んで旗持ちをしたそうですが、いつでも先陣をきって突撃していたようで部隊の士気高揚になっていたようです。

破竹の勢いで戦い続けるジャンヌの率いる軍隊は、七ヵ月にわたるオルレアンへの包囲網を破ります。
このオルレアンが陥落してしまえば、フランスはお終いだとも言われた要所でした。

ちなみにこの頃日本は足利による室町幕府の時代です。
ですから信長が生まれる前のことになります。

捕虜となるジャンヌ・ダルク。廃棄物となったきっかけを史実から考える

神の啓示により快進撃を進めるジャンヌですが、ある戦いで捕虜とされます。
この時代では捕虜には多額のお金が支払われることで釈放されるのですが、身代金が払われることなくイングランド軍に連れていかれます。

フランス救国の英雄ですから普通なら支払われるのが妥当なところですが、政治的理由で疎まれたジャンヌは見殺しにされます。

というのもジャンヌがいくら聖女でも所詮は農民の無学な少女。
貴族や国王、軍隊などの様々な思惑は関知しません。

民を救いフランスを解放することしか頭になかったので、そのまっすぐさが仇となったと言われています。
また、ジャンヌの起こす奇跡を恐れられたとも。

このまっすぐで目的の事しか頭にないあたりは、豊久に近いものがあるのかもしれません。

異端審問にかけられますが、ジャンヌは無学とは思えないほどの弁舌で弁明します。

しかし、裏には権力者たちの思惑がある出来レースだったため最終的には魔女であると審判されてしまいます。
そうして作中の通り、ジャンヌは火刑に処されることとなります。

17歳で初陣を飾り、祖国の裏切りによりわずか19歳で生涯に幕を閉じることになりました。

なぜ火刑なのか

キリスト教では、「死後の復活」が信仰の軸として考えられていました。

死んだとしてもいつか甦る、だからその為の器=自分の体が必要となるとの考えから土葬が主流でした。
エジプトのミイラなんかと発想としては同じですね。

その大事な器である肉体を塵にしてしまうため、火刑というのは極めて重い処刑方でした。

ジャンヌの場合は、その灰すらセーヌ川にばらまかれたと言われています。
日本人的にはピンときませんが、現在でも土葬がなくなっていない欧州では今でも火葬を嫌う人はいるようです。

キリスト教を信仰するものへの最大級の辱めが火刑だったようですから、敬虔なキリスト教徒で神の声が聞こえたジャンヌにとってこれほどの仕打ちはないでしょう。
イギリスから辱められ、フランスには裏切られと散々な最期です。

“おいで 棄てられし君”

というEASYの台詞は、世界から見放されたジャンヌをよく表しています。

3巻の24話、アニメで言うと7話にあたるこのシーンはジャンヌからすれば救いの手だったかもしれませんね。

神からも国からも見捨てられてまさに“廃棄物”となってしまった瞬間です。

作者である平野耕太先生の前作『ヘルシング』では、主人公の吸血鬼アーカードは自分を「人間でいることが耐えられなかった弱い人間」だと言っていました。

ジャンヌはEASYの伸ばす手を取ったようにも見えます、つまり廃棄物は自ら望んであの世界に行ったことになります。
死の瞬間、藁にもすがる思いであったとしても、それは強制的に連れてこられたドリフとの大きな差なのではないでしょうか。

アーカードの台詞を踏襲するならば、廃棄物=人間でいることが耐えられなくなった元人間の化物とも言えるのかもしれません。

「豊久が見るジャンヌ・ダルク」からその人となりに迫る!

フランスの民のため、神のため、信仰のため戦ったジャンヌは裏切られ廃棄物となりました。

そうして得た能力を豊久には

“どこかの誰かに見せつけているようじゃ”

“我を見よ 我を見よ”

と分析されています。

これはイギリスに対してもフランスに対してもでしょうね。
こんな力を得たぞと両国に誇示しているようです。

火に苦しみ、水を求めたジャンヌの能力が炎を操るというのも皮肉ですが…。

そう言えば、北壁でも無闇やたらに能力を使って燃やしていました。
豊久の言う通り、得た力を見せつけるという戦い方のように見えます。

それにしてもおトヨは戦では至極冷静です

あれだけ炎に追われながらも敵をプロファイリングしていたわけですからね。
一面の火の海に追われながら敵を分析し、オルミーヌに指示まで出すのですからまさに戦のために生まれてきたような男です。

そしてその結果は

“素人じゃ 突出する初陣首じゃ”

“掻き取るのは たやすか”

言ってることは怖いですが合ってますね。

恐らく前線で戦っていないであろうこの世界のジャンヌ。
自分の手で戦うという意味では初陣でしょう。
そして史実でも素人丸出しで作戦は突撃が多かったようです。

15歳から15年ほど戦い続けた豊久にとって容易いと判断されても無理はありません。

事実炎に怯えないどころか、オルミーヌの石壁をカタパルトにして突っ込んでくる豊久にうろたえていました。
なぜ退路を断つ?なぜ炎の中突っ込んでくる?とパニック気味のジャンヌでした。

戦いの最中にうろたえてしまうあたりが経験の少なさを如実に表していますね。
しかし、廃棄物となったジャンヌの理解の範疇も越えているんですから、豊久はオルミーヌの言う通りどっちが廃棄物なのかわかりません…。

欧州は親戚所帯

そもそもジャンヌの時代・土地と、豊久の時代・土地では戦い方が全く違います。

欧州の国々というのは、どこの王族もみな大体親戚です。
なので、別の国の王位継承権を持っている王なんてのも珍しくありませんでした。

親戚同士なので、徹底的に殺したりというのはありませんでした。

上述したように、身代金を払えば捕虜も返してくれる…というよりも身代金目的で捕虜にするという方が正確かもしれません。
この頃の戦は、いわば経済活動の一種のような側面もあったと言えます。

また、金で雇われた傭兵も多く、士気は決して高くありません。
負け始めれば逃げるし、町は荒らすしといった傭兵も少なくありませんでした。

しかし、日本は違います。

何百年と殺すか殺されるかの戦い続きで、その中でも薩摩はおかしいとまで言われるほどのバーサーカーです。
家同士戦い続けているような宿敵もいれば、兵士たちは職業軍人ですから士気も練度も高かったはずです。

戦う上での環境・条件としては、正反対だったと言えます。

また象徴として活躍したジャンヌと、前線で首を取り続けた豊久では経験もなにもかもが違います。
豊久は関ヶ原ぐらいでしか知られていませんが、作中でもあったように初陣で首をとるなどなかなかの強者です。

どこまで本当かわかりませんが・・・
朝鮮での海戦では船に飛び移っては皆殺し、飛び移っては…というのを繰り返したり、誰よりも真っ先に大船に乗り込み暴れまわってその船を秀吉に献上したりと漫画より凄いエピソードが残されています。

そりゃ豊久も薩摩の兵士で血迷ってないやつはいないなんてこと言い切りますよ…
だって豊久でも可愛いレベルなのが薩摩ですから(笑)

そう言えば、九州はキリシタン大名の多い土地なのに、トヨはキリスト知りませんでしたね…。
やはり残念なのか…。

豊久の名誉のため好解釈すると、当時の宣教師たちはキリストの名を出さずに布教したそうなので仕方ないのかも知れません!!

ジルドレと弁慶

ジャンヌと共に来たジルドレという男、誰やねんと思われた方も多いかと思います。

とてもざっくり言うとフランス王国軍の大元帥で、ジャンヌと共に救国の英雄となりました。
しかし、戦争終結後は青少年に悪事を働く変態として名を轟かせ処刑されます。

作中では、どうやら地獄に行ったジャンヌを追うために地獄にいくような行いを繰り返した結果のようでした。
(ジャンヌが処刑されて心を病んだだとか、疎ましく思うものに嵌められただとかという話もありますが本当のところはわからない部分も多いようです。)

アニメ7話では、弁慶と比べられる描写がありましたが結局彼の能力はわからずじまい…。
圧倒的な力がそうだったのか、殺しても死なない生命力がそうだったのかもしくは両方か。

いずれにしろそんな怪物と比べられる弁慶は流石です(笑)
誰でもあんなに矢に射られながら向かってくる大男を見たら、弁慶を連想せずにはいられません。

そんな怪物から与一を救ったのは、ガトリング銃でした。
信長の言う通り“進化した”銃により騎士は倒されたのです。

最終的に塩となったジルドレですが、どうやら廃棄物は死ぬと『同質量の塩』となるようです。

なぜ塩になって死ぬのか

塩になって死ぬと聞いて思い浮かべたのは、旧約聖書のソドムとゴモラの話です。
この話自体は神が風紀の乱れた街を裁きとして滅ぼすというものですが、その中に似たようなことが起こります。

その街からロトという男とその家族には逃げるよう神は促し、何があっても決して振り向くなと言います。
しかし逃げる途中でロトの妻は振り返ってしまい、“塩の柱”となって死んでしまいます。

世界中にある振り返ってはいけない系のお話の一つですが、この塩になって死ぬというのは廃棄物の死に方にそっくりですね。

原作5巻までで倒された廃棄物はジルドレだけなのでなんとも言えないですが、アニメ7話の“やはり同質量の塩に”という安倍晴明の言い方からすると、どの廃棄物も塩になるのは確定と見ていいでしょうね。

これは黒王の正体に関連するのかEASYに関係するのか…。
黒王に関連するなら、それ以前の廃棄物は塩にはならなかったということになりますが。

(PN:ダル)

以上「漫画&アニメ「ドリフターズ」!ジャンヌ・ダルクの戦い方やジルドレとの関係を史実も交えて考察!」をお送りしました。

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